エンディングノートを書く時の注意点


300エンディングノートは本来、誰かに読んで貰うことを前提に書くものです。基本的に何を書いてもいいのですが、次のような点には気を付けましょう。

①法的な効力はない
先に述べたとおり、遺言書とは違ってエンディングノートには法的な効力はありません。ただし、エンディングノートの内容が亡くなった人の意志として尊重されれば、相続人同士のもめごとを減らす効果は期待できます。


②他人の悪口を書かない
エンディングノートの書かれた言葉や文章は、何度でも読み返せることもあって、直接話す言葉よりも、読んだ人の心に重くのしかかります。ですから、特定の人の悪口や恨みごとは書かないようにします。


③情報を定期的に更新する
現在と将来のことは、時間が経てば変わってくるものです。エンディングノートは一度書いたら終わりではなく、定期的に見直しましょう。特に医療関係の情報については、万一のときに適切なケアが受けられるように、状況がかわったらそのたびに更新しておくようにします。


④保管場所に注意
エンディングノートに書かれていることの多くは、重要な個人情報です。誰かに悪用されないように、玄関先など他人が気軽に経入れる場所には置かないようにしましょう。
かといって、銀行の貸金庫に入れてしまうのは困りものです。なぜなら、貸金庫は契約者が亡くなると、相続人全員の合意がないと開けられなくなるからです。開錠の手続きには時間がかかるため、亡くなった後ですぐに知らせたい情報が伝わらなくなってしまいます。お葬式が終わってからお葬式の希望を書いたエンディングノートが見つかっても、せっかく書いた情報が役に立たず、個人の希望が実現できません。
自分に介護が必要になったとき、病気や認知症になったとき、お葬式の時など、速やかにエンディングノートを役立てるためには、身近な人がすぐに探し出せる場所に置いておく必要があります。ノートの保管場所を家族や親しい人などに伝えておくといいでしょう。



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