思考のコントロールとは
衝動のコントロールで反射せずに6秒待つことができたら、次は「思考のコントロール」です。
思考のコントロールでは、怒る必要のあること、怒る必要のないことの線引きすることを考えます。
アンガーマネジメントは怒りの感情で後悔をしないことでした。
怒って後悔するなら怒らない方がいいし、
怒らないことで後悔するなら怒った方がいいということです。
思考のコントロールでは、三重丸の絵を使って考えます。
三重丸を想像して下さい。
一番中心にあるのが・・・・・1.許せるゾーン
その外にあるのが・・・・・・2.まあ許せるゾーン
さらにその外にあるのが・・・3.許せないゾーン
一般的に「2.まあ許せるゾーン」の狭い人は物事に対する許容度が低いので、イラッとすることが多い人です。
一方で「2.まあ許せるゾーン」が広い人はおおらかな人と言えます。
思考のコントロールは自分なりに、この三重丸をどうするかを決めることです。
二重丸目のまあ許せるゾーンと三重丸目の許せないゾーンの境界線が怒る必要のあること、必要のないことの線です。この境界線の上に書いてある文字が後悔です。
次回のテーマ:「思考のコントロールの問題点」です。