エンディングノートの記載項目②


1、財産のことについて

自分がどんな財産を持っているか、年金の受給状況、借金の借り入れ状況、その他の資産などをエンディングノートに整理します。

①貯蓄と借入
銀行や証券会社など、取引のある金融機関支店名担当者などを記入します。合併などで金融機関の名前が変わっていることもあるため、現在の名称を確認しておきます。
エンディングノートは他人に見られることを前提に書くものなので、キャッシュカードの暗証番号は書かないようにしましょう。
また、預貯金と同様に、クレジットカードや住宅ローンなどの借り入れについても記入します。

②保険
生命保険などの保険金は請求しないと受け取れません。自分で請求できなくなった場合や死亡保険金の請求に備えて、自分がどの保険会社のなんという保険に加入しているかを記入します。また、現在の保証内容が自分に合っているかどうかを考え、必要であれば見直しをします。

③年金
自分が加入している年金について書いておきます。特に公的年金は老後の収入の要です。受給前の人は、何歳から、いくらもらえるかを確認しておくようにします。

④不動産
マイホームや相続で引き継いだ土地などの情報を書いておきます。未登記の不動産や、私道など固定資産税がかからない不動産も漏らさないようにします。

⑤その他の資産、財産
金融商品や不動産以外の資産、その他形見分けをしたいしなとしてどのようなものがあるか、そして、それらをどのように分けてほしいかを記入します。また、他人に貸しているお金があれば、誰に、いつ、いくら、どのような経緯で貸したかを書いておきます。

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